コストパフォーマンスを重視した、ヒーターによる加熱専用型です。
飽和槽液相温度、気相温度、配管保温度制御用の端子が装備されているので、外部からの制御が可能。
検討対象者としては、今まで他社製の加湿装置や自社で加湿機を製作してきたが水蒸気量の「絶対値の信頼性」が曖昧だったり、「本機を搭載することで装置全体の付加価値が上がる」と考える評価装置、試験装置メーカー。
製品の仕様
調湿ガス発生方法 | 二温度法によるバブリング式 |
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飽和槽温度範囲 | (常温+5℃)~90℃(試験機本体の温調計による) |
飽和槽温度制御安定性 | ±0.1℃(試験機本体の温調計による) |
調湿ガス露点範囲 | (常温+5℃)~90℃dp |
調湿ガス露点精度 | 大気圧において±0.3~0.5℃dp以内(試験機本体の温調計による) |
調湿ガス露点安定度 | 大気圧において±0.1~0.2℃dp以内(試験機本体の温調計による) |
発生調湿ガス流量 | 体積流量として最大2L/min |
装置寸法 | 幅160×奥240×高280(突起物除く) |
外部制御対応 | ヒーター温度制御用端子 |
重量 | 10㎏ |
電源 | AC100V 300VA |
想定される用途
- 燃料電池評価装置の調湿部として。
- 触媒評価装置の調湿部として。
- ガス分離膜評価装置の調湿部として。
- 温湿度衝撃試験装置の調湿部として。
- 以上のエージング装置の調湿部として。
- その他。
「完全組み込み型(OEM)にもご対応します。お気軽にご相談ください。