トライボロジー試験の調湿環境を設計いたします。

◾️湿度がトライボロジー特性に与える影響
金属材料などのトライボロジー特性(摩擦係数や摩耗量)は、湿度環境によって大きく変化します。例えば、湿度が高いと表面の吸着水層が厚くなり、摩擦が低減したり、逆に摩耗が促進されるケースも報告されています。

◾️トライボロジー試験では調湿環境が重要
原子間力顕微鏡(AFM)などのトライボロジー評価では、調湿環境下での局所的な摩擦特性評価が行われており、湿度制御が実験の再現性や信頼性に不可欠です。

◾️調湿材料のトライボロジー的側面
調湿建材の表面現象もトライボロジーの一部
調湿建材は、表面での水蒸気吸着・脱着(=表面現象)を利用しています。これらの現象は、細孔構造や表面エネルギーなど、トライボロジーで扱う表面科学と密接に関係しています。

◾️結露ゼロの「調湿ガス発生装置(露点発生装置)」で高い評価を頂いています。

常温から150°までのチャンバー温度に対応する「精密j露点発生装置」を開発しています。
国内唯一の「二温度二圧力法」で露点を発生させますので、オペレーションが簡単!
国の研究機関から全旧帝国大学および国内一流企業への納入実績も多数ございます。
※飽和蒸気圧(露点)−60℃dpから+90℃dpまで対応可能

◾️独自のチャンバーを設計します。
現在ご使用されている「摩擦摩耗試験機」に合わせた試験槽を受託開発致します。
弊社は、これまで「コンクリート環境試験」「濡れ性評価用」「太陽光パネルセル加速劣化試験用」など、さまざまな業界に対応した独自試験槽を開発してきました。
ゼロからの開発には、豊富な経験がありますので、お気軽にご相談ください。